平成31年度(第112回)歯科医師国家試験問題|午後-59問〜午後-40問
第112回国家試験 A61
頻拍発作を起こしやすい病態はどれか。1つ選べ。
第112回国家試験 A62
デュアルキュア型レジンセメントを用いて2級コンポジットレジンインレーを装着することとした。適切なのはどれか。2つ選べ。
第112回国家試験 A63
2種類の顎間関係記録装置の写真を別に示す。Aと比較したBの特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。
第112回国家試験 A64
72 歳の男性。歯の動揺を主訴として来院した。イメージングプレートを用いて口内法エックス線撮影を行った。6枚のエックス線画像とエックス線画像配置のマッピングテンプレートを別に示す。 正しく読影できるのはどれか。1つ選べ。
第112回国家試験 A65
下顎前突を呈するのはどれか。1つ選べ。
第112回国家試験 A66
48 歳の女性。前歯部の審美不良を主訴として来院した。検査の結果、上顎右側側切歯から左側側切歯までの欠損を固定性ブリッジで治療することとした。ブリッジ製作過程の写真を別に示す。 この過程より後に行うのはどれか。2つ選べ。
第112回国家試験 A67
56歳の男性。開口障害を主訴として来院した。3か月前から症状があるという。最大開口量は 28 mmで、開口時に左側顎関節に疼痛を認める。初診時のエックス線画像、CT及びMRIを別に示す。 最も疑われるのはどれか。1つ選べ。
第112回国家試験 A68
60 歳の男性。下顎左側臼歯部の咀嚼時痛を主訴として来院した。2年前に下顎左側第一大臼歯の修復処置を受けたという。垂直および水平打診に反応を示す。検査の結果、クラウンを除去することとした。初診時の口腔内写真、クラウン除去後の口腔内写真及びエックス線画像を別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。 ⎾6の治療と下顎左側臼歯部の補綴処置の組合せで適切なのはどれか。1つ選べ。
第112回国家試験 A69
62 歳の女性。上顎前歯部のブラッシング時の出血を主訴として来院した。1年前から自覚していたがそのままにしていたという。1か月前の健康診断で、空腹時血糖は 180 mg/dL、HbA1c は 7.9%であったが、特に治療はしていない。 初診時の口腔内写真とエックス線画像を別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。 口腔清掃指導後の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。
第112回国家試験 A70
68 歳の女性。下顎左側犬歯の補綴装置脱離を主訴として来院した。2年前から骨粗鬆症のためビスホスホネート製剤を内服しているが、他に特記すべき既往歴、服薬歴、喫煙歴、過度の飲酒歴および肥満はない。 ⎾3は動揺と打診痛があり、排膿を認める。内科医と相談のうえ抜歯することとした。初診時の口腔内写真とエックス線画像を別に示す。 抜歯に際して行うべきなのはどれか。3つ選べ。
第112回国家試験 A71
10 歳の女児。上顎右側側切歯の凹みが気になり来院した。自発痛と冷温痛はみられない。歯髄電気診で正常反応を示した。検査の結果、ある処置を行うこととした。初診時の口腔内写真、エックス線画像及びラバーダム装着時の口腔内写真を別に示す。 適切な処置はどれか。1つ選べ。
第112回国家試験 A72
60 歳の男性。インプラントのメインテナンスを希望して来院した。3年前に下顎左側第一大臼歯と第二大臼歯欠損に対しインプラント治療を行い、1年毎にメインテナンスを実施している。検査の結果、清掃状態は良好で、歯肉と粘膜に異常を認めない。 咬合時の口腔内写真、偏心運動時(赤)及びタッピング運動時(青)の咬合接触を印記した口腔内写真を別に示す。 咬合調整が必要なのはどれか。1つ選べ。
第112回国家試験 A73
5歳の男児。下顎左側乳犬歯の変色を主訴として来院した。6か月前に気付いたが、そのままにしていたという。初診時の口腔内写真とエックス線画像を別に示す。 原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。
第112回国家試験 A74
67 歳の女性。上顎左側臼歯部頰側歯肉の腫脹と咬合痛を主訴として来院した。自発痛はない。初診時の口腔内写真とある検査時のエックス線画像を別に示す。適切な処置はどれか。1つ選べ。
第112回国家試験 A75
60 歳の女性。家族に口臭を指摘されて来院した。本人は自覚していないという。官能検査の結果、中等度の口臭が認められ、ポータブルガスクロマトグラフィー検査で、VSCが高値を示した。プロービングデプスは全て3mm 以下で、Oʼ Learyの PCR は 15%であった。初診時の口腔内写真を別に示す。 適切な対応はどれか。2つ選べ。
第112回国家試験 A76
10 歳の男児。学校歯科健康診断を受診した。検査の結果、上顎右側第二小臼歯に実質欠損が認められた。検査時の口腔内写真を別に示す。 学校歯科医として、適切な対応はどれか。2つ選べ。
第112回国家試験 A77
18 歳の女子。前歯の突出を主訴として来院した。上顎臼歯に対する最大固定を計画し、マルチブラケット装置による矯正治療を行うこととした。初診時の顔面写真、口腔内写真及びエックス線画像を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。 適切な抜歯部位はどれか。
画像内のa~eのうち、1つ選べ。
第112回国家試験 A78
68 歳の男性。食事中にむせることを主訴として来院した。6か月前から脳梗塞後の後遺症に対するリハビリテーションを受けているという。検査の結果、装置を用いて治療を行うこととした。治療に用いた装置の写真と装置装着時の口腔内写真を別に示す。 この装置によって改善するのはどれか。2つ選べ。
第112回国家試験 A79
5歳の男児。口蓋の膨隆を主訴として来院した。1か月前に母親が気付いたがそのままにしていたところ、最近になって徐々に大きくなってきたという。初診時の口腔内写真とエックス線画像を別に示す。 考えられる原因はどれか。1つ選べ。
第112回国家試験 A80
7歳の男児。前歯の逆被蓋を主訴として来院した。下顎左側中切歯の動揺度は1度であった。エックス線検査の結果、永久歯の歯数と萌出交換に異常は認められなかった。セファロ分析の結果、骨格的な問題はなかった。初診時の口腔内写真を別に示す。 まず行うのはどれか。1つ選べ。