平成27年度(第108回)歯科医師国家試験問題|午後1問〜午後20問
第108回国家試験 A121
51 歳の女性。下顎左側第一小臼歯部のブラッシング時の歯肉疼痛を主訴として来院した。数年前から自覚していたという。初診時の口腔内写真を別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。 歯周基本治療後、⎾4 に行う処置で適切なのはどれか。 2 つ選べ。
第108回国家試験 A122
口底癌術後の患者に行った検査画像を別に示す。この検査法はどれか。 1 つ選べ。
第108回国家試験 A123
顎骨のブロック骨移植によく用いられる骨の供給部位はどれか。 2 つ選べ。
第108回国家試験 A124
アナフィラキシーショックでみられるのはどれか。 2 つ選べ。
第108回国家試験 A125
高気圧酸素療法の適応となるのはどれか。1つ選べ。
第108回国家試験 A126
全部床義歯の製作に用いる器具の写真を別に示す。 蠟義歯試適後の過程で用いるのはどれか。 2 つ選べ。
第108回国家試験 A127
クラウンの隣接接触関係の模式図を示す。 正しい組合せはどれか。 1 つ選べ。
第108回国家試験 A128
下顎大臼歯にみられるのはどれか。 1 つ選べ。
第108回国家試験 A129
標準的なパノラマエックス線撮影の頭部の位置付けについて、ライトビームと頭部の固定の写真を別に示す。 前後方向と水平方向の組合せで正しいのはどれか。 1 つ選べ。
第108回国家試験 A130
耳神経節にある節後ニューロンに支配されるのはどれか。 1 つ選べ。
第108回国家試験 B1
12歳の男児。右側顔面の腫脹を主訴として来院した。2年前に同部の腫脹と違和感に気付いていたが放置し、その後腫脹は次第に増大してきたという。初診時の顔貌写真、口腔内写真、エックス線写真、CT及び生検時のH-E染色病理組織像を別に示す。 適切な処置はどれか。1つ選べ。
第108回国家試験 B2
56歳の女性。下顎臼歯欠損による咀嚼困難を主訴として来院した。5か月前に下顎左側ブリッジの支台歯を抜去したがそのまま放置していたという。全身状態に問題はない。歯周組織検査、咬合接触検査、エックス線検査の結果、残存歯に問題はなく欠損部顎堤の骨量も十分であった。初診時の口腔内写真を別に示す。 欠損部への対応で適切なのはどれか。2つ選べ。
第108回国家試験 B3
30歳の男性。上顎右側第一大臼歯の冷水痛を主訴として来院した。コンポジットレジンインレー修復を行うこととした。完成した修復物の写真を別に示す。 口腔内試適後にインレー体内面に行う処理はどれか。1つ選べ。
第108回国家試験 B4
7歳の男児。歯の萌出遅延と形の異常を主訴として来院した。3か月前に上顎左側前歯が生え代わったが、歯の大きさを心配している。初診時の口腔内写真とエックス線写真を別に示す。 上顎前歯部にみられる所見はどれか。2つ選べ。
第108回国家試験 B5
22歳の男性。オトガイ下の膨隆を主訴として来院した。1年前から同部の腫脹に気付いたが疼痛がないため放置していたところ、徐々に増大してきたという。嚢胞性疾患の診断のもと摘出術を施行した。初診時の顔貌写真と摘出物のH-E染色病理組織像を別に示す。 診断はどれか。1つ選べ。
第108回国家試験 B6
生後11か月の乳児。口唇の閉鎖不全を主訴として来院した。体重は12kgで臍帯ヘルニアを合併していた。初診時の顔貌写真を別に示す。 考えられるのはどれか。1つ選べ。
第108回国家試験 B7
82歳の女性。義歯の不安定さを主訴として来院した。1年前に義歯を製作したが、咀嚼中に義歯が外れやすいという。義歯の維持を増強する目的で矢印で示す装置を組み込んだ。 この装置の特徴はどれか。2つ選べ。
第108回国家試験 B8
3歳の男児。歯の萌出遅延を主訴として来院した。初診時の口腔内写真を別に示す。 疑われる疾患に合併する症状はどれか。2つ選べ。
第108回国家試験 B9
55歳の男性。上顎左側第二小臼歯部の咬合時の違和感を主訴として来院した。1年前から症状があったが痛みがなかったため放置していたという。歯髄電気診の結果、生活反応は認められなかった。初診時の口腔内写真とエックス線写真を別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。 ⎿5に対してまず行うべき処置はどれか。1つ選べ。
第108回国家試験 B10
60歳の男性。下顎左側臼歯部インプラントの違和感を主訴として来院した。3か月前に違和感に気付いたが放置していた。3日前から咬合時の違和感が増大してきたという。インプラントの動揺は認めない。頸部リンパ節に腫大はなかった。初診時の口腔内写真、エックス線写真及び生検時のH-E染色病理組織像を別に示す。 適切な対応はどれか1つ選べ。