上咽頭腔の狭窄による口呼吸のリスクが高いのはどれか。2つ選べ。
正解!
不正解 答え 1・2
1→Apert症候群やCrouzon症候群、Down症候群、鎖骨頭蓋異形成症などは上顎発育不全を生じる。上咽頭腔の狭窄が生じ口呼吸のリスクが高くなる。
2→解説1参照。
3→Robin シークエンス、Treacher Collins 症候群は下顎発育不全を生じる。中咽頭や下咽頭腔に舌根沈下が生じ呼吸不全となることがあるが、上咽頭腔の狭窄による口呼吸のリスクは高くない。
4→解説3参照。
5→Beckwith-Wiedemann 症候群は顎骨の発育不全は生じないので上咽頭腔の狭窄による口呼吸のリスクは高くない。