1→Tzanck 細胞は尋常性天疱瘡でみられる特徴的な細胞である。水疱内に剥離した細胞を指す。
2→Aschoff 細胞はリウマチ熱の際に心筋に見られる病変である。心筋線維から遊離したAschoff 細胞がでてくる。
3→幻影〈ghost〉細胞は石灰化嚢胞性歯原性腫瘍でみられる。エオジン好染の構造物で角化により核が消失している。
4→Langhans 型巨細胞は結核結節でみられる。その他にサルコイドーシス、異物肉芽種でも出現する。
5→Reed-Sternberg 細胞はHodgkinリンパ腫に特徴的な細胞である。