令和4年度(第116回)歯科医師国家試験問題|午後101問〜午後120問

第116回国家試験 C41

メラニン顆粒を有するのはどれか。2つ選べ。

第116回国家試験 C42

65歳の男性。咀嚼困難を主訴として来院した。診察の結果、上顎右側第一大臼歯相当部にインプラントを埋入することとした。埋入予定部位の再構成CT冠状断像(別冊No.14A)と各種インプラント体の写真(別冊No.14B)を別に示す。なお、A、Bともスケールの目盛りは1mmである。
埋入するのに最も適したインプラント体はどれか。1つ選べ。

第116回国家試験 C43

上顎左側中切歯抜去後にブリッジによる補綴処置を行った。支台歯形成後の口腔内写真(別冊No.15A)、ブリッジ仮着中に患者が行っている清掃時の写真(別冊No.15B)、2週後に口腔内から外したブリッジの基底面にプラーク染め出し材を塗布した写真(別冊No.15C)及び水洗後の基底面の写真(別冊No.15D)を別に示す。
今後、ブリッジの管理に適切な指導内容はどれか。1つ選べ。

第116回国家試験 C44

リンパ節腫脹の原因として考えられるのはどれか。すべて選べ。

第116回国家試験 C45

74歳の男性。歯肉からの出血を主訴として来院した。数年前から気付いていたがそのままにしていたという。歯周基本治療後に上顎右側犬歯と第一小臼歯に歯周外科手術を行うこととした。初診時のエックス線画像(別冊No.16A)と再評価時の口腔内写真(別冊No.16B)を別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。
適切なのはどれか。3つ選べ。

第116回国家試験 C46

上顎義歯の写真(別冊No.17)を別に示す。
矢印で示す構造の役割はどれか。3つ選べ。

第116回国家試験 C47

骨伝導能を有する生体吸収性材料はどれか。2つ選べ。

第116回国家試験 C48

閉塞型睡眠時無呼吸症患者にみられるのはどれか。4つ選べ。

第116回国家試験 C49

象牙質が視認できる明確な齲窩を認めた。ICDASコードで正しいのはどれか。1つ選べ。

第116回国家試験 C50

マルチブラケット装置を用いて骨格性下顎前突の改善を図ることとした。矯正歯科治療中の口腔内写真(別冊No.18)を別に示す。
治療目標として適切なのはどれか。2つ選べ。

第116回国家試験 C51

エッジワイズ法による治療の最終段階で用いるワイヤーに適した材質はどれか。2つ選べ。

第116回国家試験 C52

フラップ手術の治療過程を示す。
浸潤麻酔 → ① → ② → ③ → ④ → ⑤ →縫合
④に入るのはどれか。1つ選べ。ただし、①~⑤はa〜eのいずれかに該当する。

第116回国家試験 C53

7歳の女児。下顎左側臼歯部の夜間痛を主訴として来院した。昨晩は痛みで眠れなかったが、現在痛みはないという。下顎左側第一乳臼歯と第二乳臼歯の動揺度は生理的範囲内である。初診時の口腔内写真(別冊No.19A)とエックス線画像(別冊No.19B)を別に示す。検査結果を表に示す。
処置の組み合わせ( ①下顎左側第一乳臼歯 :② 下顎左側第二乳臼歯)で適切なのはどれか。1つ選べ。

第116回国家試験 C54

58歳の女性。前歯部の審美不良を主訴として来院した。7年前に装着した前装ブリッジが変色し、数年前から気になっていたという。診察の結果、上顎前歯部に陶材焼付ブリッジによる補綴処置を行うこととした。支台歯形成時の口腔内写真(別冊No.20A)、完成したブリッジの唇側面ならびに口蓋側面の写真(別冊No.20B)及び装着時の口腔内写真(別冊No.20C)を別に示す。
メタルフレーム鋳造から装着までの過程を実施の順番に並べよ。
解答:メタルフレーム鋳造→ ① → ② → ③ → ④ → ⑤ → 装着
A:陶材焼成
B:ろう付け
C:グレージング
D:舌面コア採得
E:ディギャッシング

第116回国家試験 C55

口腔がんの予防における健康習慣の実践で適切なのはどれか。3つ選べ。

第116回国家試験 C56

前歯部正中離開を主訴として来院した女児の口腔内写真(別冊No.21A)とエックス線画像(別冊No.21B)を別に示す。
適切な対応はどれか。1つ選べ。

第116回国家試験 C57

80歳の女性。2年ぶりに上顎残根上全部床義歯装着後の定期検診で来院した。7」付近の粘膜の口腔内写真(別冊No.22A)、ガーゼで粘膜を拭った後の口腔内写真(別冊No.22B)及び使用中の義歯の写真(別冊No.22C)を別に示す。
最初に行う対応はどれか。1つ選べ。

第116回国家試験 C58

舌圧が低下した摂食嚥下障害患者に対して、舌接触補助床を用いて嚥下時の食塊移送を改善するのはどれか。1つ選べ。

第116回国家試験 C59

67歳の女性。下顎左側智歯部の腫脹を主訴として来院した。半年前から自覚していたが、疼痛がないためそのままにしていたという。触診で軽度の圧痛を認める。初診時の口腔内写真(別冊No.23A)、エックス線画像(別冊No.23B)、CT(別冊No.23C)及び生検時のH-E染色病理組織像(別冊No.23D)を別に示す。
診断名はどれか。1つ選べ。

第116回国家試験 C60

Turner症候群の特徴として正しいのはどれか。3つ選べ。