令和元年度(第113回)歯科医師国家試験問題|午後101問〜午後120問

第113回国家試験 C41

歯周外科治療を延期すべき術前検査値はどれか。2つ選べ。

第113回国家試験 C42

平成28年歯科疾患実態調査における各種補綴装置装着者と未装着者の割合を図に示す。
本調査における補綴装置とはブリッジ、全部床義歯、部分床義歯およびインプラントをいう。
イはどれか。1つ選べ。

第113回国家試験 C43

破骨細胞が産生するのはどれか。3つ選べ。

第113回国家試験 C44

SPECT 頭部矢状断像(別冊No.6)を別に示す。
使用核種はどれか。1つ選べ。

第113回国家試験 C45

右側舌縁部の扁平上皮癌のFDG-PET/CT(別冊No.7)を別に示す。
矢印で示す集積部位はどれか。1つ選べ。

第113回国家試験 C46

ある補綴装置の製作過程の写真(別冊No.8)を別に示す。
製作する補綴装置はどれか。1つ選べ。

第113回国家試験 C47

部分床義歯のフレームワーク製作時に型ごと埋没法を選択する理由はどれか。1つ選べ。

第113回国家試験 C48

3歳児の乳前歯の外傷で固定を行うのはどれか。2つ選べ。

第113回国家試験 C49

陶材焼付冠の製作中のある過程の写真(別冊No.9)を別に示す。
矢印で示すものの使用目的はどれか。1つ選べ。

第113回国家試験 C50

52歳の女性。下顎左側第一大臼歯の咬合痛を主訴として来院した。3年前にジルコニアを用いたオールセラミッククラウンを装着し問題なく使用していたが、1か月前から痛みを感じるようになったという。「6のプロービング深さは近心舌側で8mm、他部位は3mm以下であった。初診時の口腔内写真(別冊No.10A)とエックス線画像(別冊No.10B)を別に示す。
原因として最も考えられるのはどれか。1つ選べ。

第113回国家試験 C51

57歳の女性。義歯の新製を希望して来院した。8年前に上下顎部分床義歯を装着し問題なく使用していたが、3日前に上下義歯とも紛失したという。残存歯のプロービング深さは全歯で3mmであり、動揺は認めない。タッピングポイントは収束しており、顎関節にも異常を認めなかった。初診時の口腔内写真(別冊No.11A)とエックス線画像(別冊No.11B)を別に示す。
新義歯製作に際し設定すべきなのはどれか。2つ選べ。

第113回国家試験 C52

63歳の女性。下顎左側第一小臼歯欠損による咀嚼困難を主訴として来院した。検査の結果、下顎左側犬歯にレジン前装冠、下顎左側第二小臼歯に全部金属冠を支台装置とするブリッジを装着することとした。「3は生活歯である。「3の支台歯形成時にある操作を行っている口腔内写真(別冊No.12)を別に示す。
この操作で期待できるのはどれか。2つ選べ。

第113回国家試験 C53

56歳の女性。下顎右側臼歯部の疼痛を主訴として来院した。6か月前、5┐の抜歯後に生じ、その後疼痛の範囲が広がったため抗菌薬を1か月間服用したが、症状の改善がみられなかったという。特記すべき既往歴はない。右側オトガイ部の知覚鈍麻を認めたため下顎右側臼歯部の生検を行った。初診時のエックス線画像(別冊No.13A)、CT(別冊No.13B)及び生検時のH-E染色病理組織像(別冊No.13C)を別に示す。
行うべき処置はどれか。1つ選べ。

第113回国家試験 C54

14歳の女子。がたがたの歯並びを主訴として来院した。第一大臼歯の咬合関係はAngleⅠ級である。検査の結果、マルチブラケット装置による矯正歯科治療を行うこととした。初診時の顔面写真(別冊No.14A)、口腔内写真(別冊No.14B)及びエックス線画像(別冊No.14C)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。
適切な抜歯部位はどれか。1つ選べ。

第113回国家試験 C55

71歳の男性。義歯が壊れたことを主訴として来院した。6年前に下顎部分床義歯を製作し問題なく使用していたが、数年前から義歯床の修理を繰り返すようになったという。検査の結果、維持格子の形態修正を伴う修理を行うこととした。床の破折片を接着剤で固定後、印象採得を行った。破折した義歯の写真(別冊No.15A)、印象採得時の口腔内写真(別冊No.15B)及び印象体の写真(別冊No.15C)を別に示す。
アルジネート印象採得を行う目的はどれか。1つ選べ。

第113回国家試験 C56

従来型グラスアイオノマーセメント修復窩洞の写真(別冊No.16)を別に示す。
窩洞の形態と操作の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

第113回国家試験 C57

52歳の男性。下顎左側第一大臼歯部歯肉の違和感を主訴として来院した。検査の結果、根分岐部病変を伴う慢性歯周炎と診断し、歯周基本治療後に歯周外科治療を行うこととした。初診時のエックス線画像(別冊No.17)を別に示す。歯周基本治療後の再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。
適切な処置はどれか。2つ選べ。

第113回国家試験 C58

口腔内スキャナーを用いた光学印象法の特徴はどれか。2つ選べ。

第113回国家試験 C59

60歳の男性。下顎左側第一大臼歯の違和感を主訴として来院した。10年前に齲蝕治療のため間接修復を受け問題なく経過していたが、1か月前から気になるようになったという。検査の結果、齲蝕と診断し、補修修復を行うこととした。初診時のエックス線画像(別冊No.18A)と齲蝕除去中の口腔内写真(別冊No.18B)を別に示す。
次に行うのはどれか。1つ選べ。

第113回国家試験 C60

78歳の男性。咀嚼時に左側下唇がしびれることを主訴として来院した。7年前に現在の義歯を装着し問題なく使用していたが、半年前から食事開始数分後にしびれるようになったという。初診時の口腔内写真(別冊No.19A)とエックス線画像(別冊No.19B)を別に示す。
まず行うべき処置はどれか。2つ選べ。