1→アはCaイオンチャネルである。高圧薬のカルシウム拮抗薬などがこのチャネルを遮蔽する。
2→イはClイオンを通している。GABA A受容体などが相当する。作動薬にはベンゾジアゼピン系薬物などがある。
3→ウはKイオンを通している。ATP感受性Kイオンチャネルなどが相当する。スルフォニル尿素系薬はこのチャネルを遮断し、インスリン分泌を促進させる。
4→エはNaイオンチャネルである。局所麻酔薬がこのチャネルを遮断する。イオンチャネル内蔵型受容体であれば、ロクロニウム臭化物はこの受容体を遮断する。
5→オはNaイオンとKイオンを透過するイオンチャネルである。イオンチャネル内蔵型受容体はグルタミン酸受容体である。