棒状インレーワックスを温水中で円盤状金型の周囲に沿わせて変形させた写真(別冊 No.11A)とただちに取り出し室温で放置した写真(別冊 No.11B)を別に示す。 矢印で示す形状変化の機序はどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 2
1→フローは比較的小さな圧力をかけた時に生じる塑性変形である。
2→金型に沿わせて変形させたワックスが元の形に戻ろうとしている。応力解放によって変形回復が生じていると考えられる。
3→応力緩和は内部応力が時間経過により減少することを指す。変形回復が生じにくくなる。
4→クリープは時間経過により塑性変形が大きくなる現象を指す。
5→弾性回復は一定荷重を加えてひずみが生じた状態から元の状態に回復することを指す。