3歳の男児。上顎両側乳前歯口蓋側面の着色を主訴として来院した。1か月前から冷水痛があるという。初診時の口腔内写真(別冊No.20A)とエックス線画像(別冊No.20B)を別に示す。 適切な対応はどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 4
1→象牙質に到達するう蝕が確認できるため経過観察は適切ではない。
2→う蝕がない場合には行うことを検討する。
3→フッ化物歯面塗布はう蝕がない場合に検討する。
4→写真では上顎両側乳中切歯と乳側切歯の癒着があり、う蝕が確認できる。う蝕は象牙質まで到達していると考えられ修復処置が必要である。
5→癒着歯ではフロスが通らず効果が得られない。