13 歳の男子。食事がしづらいことを主訴として来院した。精神発達は正常である。初診時の口腔内写真とエックス線画像を別に示す。 疑われるのはどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 5
1→骨形成不全症では象牙質形成不全症を伴う。歯牙がオパール様の色になる。歯髄腔の狭窄や短根などを認める。
2→先天性表皮水疱症ではエナメル形成不全症を伴う。
3→Robin シークエンスは小下顎症を呈する。歯列異常が生じることがある。
4→鎖骨頭蓋骨異形成症では乳歯や永久歯の萌出遅延、永久歯の埋伏歯や埋伏過剰歯が認められる。
5→先天性外胚葉異形成症では多数の永久歯先天欠如が認められ、矮小歯や尖状歯が多くなることが知られる。本症例でも多数歯の先天欠如があり最も疑われる。