20歳の女性。咀嚼障害を主訴として来院した。外科的矯正治療を行うこととした。初診時の口腔内写真とエックス線写真を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。 術前矯正治療の目標として適切なのはどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 1
1→術前矯正ではアーチレングスディスクレパンシーの改善、歯軸傾斜の改善、Spee彎曲の改善などが目標である。
2→下顎大臼歯の遠心移動は外科矯正により行う。
3→現時点では歯列弓の拡大の必要性はないと思われる。
4→オーバージェットは術前の矯正で悪化する。
5→AngleⅠ級の咬合関係の獲得は外科的矯正治療の際に行う。