75歳の男性。転倒し右頰部を打撲したという。エックス線写真を別に示す。 骨折線の走行を評価するために追加すべき検査はどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 5
1→咬合法で骨折の診断に用いることはあるが、部位が臼歯部後方の下顎枝のため適応でない。
2→Waters法は上顎骨や上顎洞の観察に優れる。
3→頭部側方向撮影法では左右の顎骨が重なるので今回の症例には不適である。
4→側斜位経頭蓋撮影法は顎関節の検査に有効である。
5→頭部後前方向撮影法は下顎骨、下顎枝、顎角などに適する。今回の症例に適する。