1→支台歯の歯冠歯根長比が大きい場合には、骨植が悪く負担能力が低いことになる。リジッドサポートは得られない。
2→支台歯の帯環効果が得られない場合は支台歯の負担能力が低くリジッドサポートは得られない。
3→遊離端欠損部位において欠損歯数が多い場合には支台歯の負担を多くすることが必要になる。リジッドサポートを必要とする。
4→欠損部顎堤の被圧変位量が大きい場合には粘膜負担を主にする義歯設計が求められる。リジッドサポートの概念には適さない。
5→支台歯の歯列内配置が対角線的である場合には歯根膜負担も残存歯には求めるが、残存歯の状況により粘膜負担が主になる義歯になる。リジッドサポートの概念には適さない。