68歳の男性。右側の下顎小臼歯付近の痛みを主訴として来院した。3か月前から咬合時の一過性の鋭い痛みを自覚しているという。初診時の口腔内写真とエックス線写真を別に示す。 原因歯の特定に有用なのはどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 1
1→口腔内写真から著しい咬耗が見られる。下顎犬歯から第二小臼歯までどれが患歯か特定が難しい。擦過診により検査すると同定できる。
2→根尖性歯周炎では触診を行うことがある。
3→咬合力検査では原因歯の特定はできない。
4→レーザー蛍光法はカリエスの進行度を確認するのに有効である。今回には適さない。
5→歯周ポケット検査では原因歯の特定はできない。