第109回歯科医師国家試験 D20

1→パイロットバルーンからのチューブが破損するとカフが縮み気管とチューブの間に隙間ができる。カフ圧が維持出来なくなると換気不全がおこる。また口腔内分泌物が気管内に入りやすくなり誤嚥となる。

2→カフの空気が抜けても胃液の排出は起こらない。

3→吸入酸素濃度は麻酔器によって調整されるので関係がない。

4→麻酔ガス濃度は麻酔器により調整されるので変化しない。ただし、呼気時の麻酔ガス濃度は麻酔ガスが漏れるので低下する。

5→解説1参照。