35歳の女性。パノラマエックス線検査で異常が疑われてCTを撮影した。横断、冠状断および矢状断のCTを別に示す。 考えられるのはどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 4
1→画像所見から病巣は歯根に接しておらず歯根嚢胞は否定的である。
2→鼻歯槽嚢胞は鼻翼部位の軟組織に生じるので異なる。
3→埋伏歯の歯冠を含むような画像所見はない。
4→鼻口蓋管の位置に一致して境界明瞭な病変が確認できる。鼻口蓋管嚢胞の可能性が高い。
5→単純性骨嚢胞はホタテ貝状の所見がある。画像より否定的である。