70歳の女性。左側顎関節の運動痛を主訴として来院した。開口時に顎関節雑音を認めるという。開口制限は認めない。顎関節の歯科用コーンビームCTを別に示す。処置として適切なのはどれか。2つ選べ。
正解!
不正解 答え 2・3
1→痛みがあるので安静にしておく必要がある。
2→顎関節に痛みがるのでNSAIDsを投薬する。
3→スプリント装着により顎関節への負担を小さくすることができる。
4→マニピュレーションは関節円板が復位できなくなった場合に行う。開口障害はないので不適。
5→顎関節鏡視下剝離授動術は開口障害がないので不適である。円板転移、変形性顎関節症で保存療法が奏効しない場合に行うことがある。