1→血友病患者では血小板数や機能に異常はないので、血小板投与は必要ない。
2→血友病A患者は血液凝固因子の第Ⅷ因子が欠損または活性低下が起こる。したがって観血処置前に投与することは正しい。
3→合成Xa阻害薬はトロンビンの生成を阻害する。血友病Aの患者の処置前の投与に必要ない。
4→ワルファリンカリウムはビタミンKの働きを阻害する。Ⅱ、Ⅶ、Ⅸ、Ⅹ因子の生合成を抑制する抗凝固薬である。血友病Aの患者の処置前の投与に必要ない。
5→トロンビン直接阻害薬はフィブリノゲンのフィブリンへの変換を抑制する抗凝固薬である。血友病Aの患者の処置前の投与に必要ない。