12歳の男児。右側頬部の腫脹を主訴として来院した。右側咬筋前縁に弾性軟の腫瘤を触知する。初診時のCTとMRI脂肪抑制T2強調像を別に示す。 最も疑われるのはどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 3
1→軟骨腫はCTで描出できない。
2→脂肪腫はCT像で低密度像、T2強調像では低信号となり所見が異なる。
3→血管腫ではCT像で高密度像、T2強調像では高信号となる。血管腫では静脈石が認められることがあり、今回の所見と一致する。
4→神経鞘腫の所見とは異なる。
5→リンパ管腫はCT像で低密度像、T2強調像で高信号となり所見が異なる。