上顎前突で用いるアクチバトールの模式図を示す。 上顎前歯を舌側傾斜させるために誘導面形成すべき部位はどれか。2つ選べ。
正解!
不正解 答え 1・5
1→下顎が復位する力により、唇側線が上顎前歯を舌側に押すことで上顎前歯の舌側移動が起こる。上顎前歯が舌側に移動するためのスペースを形成する。
2→誘導面形成部位としては不適切である。
3→下顎臼歯部遠心部を形成すると下顎前歯の唇側移動を行うことができる。
4→誘導面形成部位としては不適切である。
5→下顎が復位する力により装置が後方に滑走するため、上顎臼歯部近心を削合する必要がある。