4歳の女児。下顎乳切歯のすり減りが気になり来院した。下顎右側乳中切歯に冷水痛がみられるという。初診時の口腔内写真を別に示す。 適切な対応はどれか。2つ選べ。
正解!
不正解 答え 4・5
1→咬合挙上は原因療法とは言えない。今回の適応ではない。
2→スプリントの適応ではない。仮に使用するにしても4歳の年齢からスプリントの装着は現実的でないと思われる。
3→自発痛はなく抜髄の適応にはならない。
4→写真では棘突起が確認できる。口蓋面の削合を行うことは正しい。ただし切削量には注意が必要になる。
5→下顎右側乳中切歯には冷水痛があり、摩耗があるのでレジン修復を行うことは正しい。