68歳の男性。舌癌によって舌の亜全摘を行い組織再建後に口腔外科から紹介されて来院した。治療のために製作した装置の写真と装置装着時の口腔内写真を別に示す。 この装置の目的はどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 5
1→咬合挙上板ではないので誤り。
2→軟口蓋挙上装置ではないので誤り。
3→残存歯の固定には寄与しない。
4→この舌接触補助床は口蓋のみ覆うタイプなので咬合接触には寄与しない。
5→写真にある補綴装置は舌接触補助床(PAP)である。舌運動機能の補償を行い、構音機能の改善に役立つ。