口腔粘膜や皮膚の色素沈着が家族性に生じるのはどれか。2つ選べ。
正解!
不正解 答え 3・5
1→Behcet病はアフタ性潰瘍、皮膚症状、ぶどう膜炎、外陰部潰瘍などを生じるが、色素沈着は生じない。
2→白色海綿状母斑は粘膜が浮腫状、スポンジ状になる疾患である。色素沈着は生じない。
3→Peutz-Jeghers症候群は口腔粘膜や皮膚の色素沈着、消化管ポリポーシスを認める。
4→Sturge-Weber症候群は頭蓋内軟膜血管腫、緑内障、てんかんなどを生じる。色素沈着は認めない。
5→von Recklinghausen病は口腔粘膜や皮膚のカフェオレ斑を認める。遺伝性で家族性に生じる。