オーバーバイトが小さく、ハイアングルを伴う成長期の骨格性上顎前突に対して上顎顎外固定装置を用いた矯正歯科治療を行うこととした。牽引方向の写真(別冊No.5)を別に示す。 適切な牽引方向はどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 5
1→上顎前突症例のため前方への牽引は状態を悪化させるため適切ではない。
2→上顎前突症例のため前方への牽引は状態を悪化させるため適切ではない。
3→サービカルプルヘッドギアでの牽引方向である。上顎大臼歯を挺出させる働きがありオーバーバイトがさらに小さくなってしまう。
4→ストレートプルへッドギアの牽引方向である。垂直方向への改善ができないので適切ではない。
5→ハイプルヘッドギアの牽引方向である。上顎大臼歯の圧下を行うことができるので、オーバーバイトの改善を図ることができる。