1→エナメル叢はエナメル象牙境からエナメル質表層に向かって伸びる短い突起である。石灰化が低い部位であり、有機成分が多い。
2→エナメル葉はエナメル象牙境からエナメル質表面に向かって伸びる不規則な線状の構造を持つ。エナメル質形成後に生じた亀裂に有機成分が詰まったものである。
3→Retzius 線条はエナメル小柱が周期的に石灰化不良に陥ることで現れる。
4→Schreger 線条はエナメル小柱の屈曲方向が変化することで現れる。
5→エナメル小柱の横紋は4μm間隔で確認できる。有機質の残存で生じるものではない。