膝神経節付近での顔面神経損傷により認められるのはどれか。2つ選べ。
正解!
不正解 答え 1・4
1→膝神経節付近での顔面神経損傷により鼓索神経が障害される。したがって顎下腺や舌下線からの唾液分泌が低下する。
2→顔面痛は三叉神経損傷による症状である。顔面神経麻痺では生じない。
3→瞳孔散大は動眼神経や交感神経に関係する。顔面神経麻痺により生じない。
4→角膜反射は顔面神経末梢枝が障害される結果起こる。
5→舌後部1/3の味覚消失を司るのは舌咽神経であり、顔面神経麻痺では舌前方2/3の味覚障害を認める。