外傷を受けた小児の口腔内写真(別冊No.31A)、脱落した歯の写真(別冊No.31B)及び処置後の口腔内写真(別冊No.31C)を別に示す。 今後生じる可能性が高いのはどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 1
1→外傷後の整復・固定症例である。歯根膜腔が消失、歯根吸収が起こり骨性癒着が生じる。また、癒着を起こすため患者の成長に伴い、再植歯は低位になる。
2→再植後に内部吸収することは多くはない。
3→歯髄腔の狭窄は起こるが、骨性癒着の方が多い。
4→歯髄の石灰変性は起こすこともあるが、骨性癒着の方が多い。
5→セメント質のわずかな修復は行われるが、肥厚することはない。