上顎左側第二小臼歯歯頸部にコンポジットレジン修復を行うこととした。術前の口腔内写真(別冊No.21)を別に示す。 必要な処置はどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 4
1→ライニングは露出象牙質を菲薄な材料で物理的に封鎖保護することを指す。くさび状欠損の修復には用いない。
2→プレウェッジは隣接面う蝕処置などにおいて、歯間乳頭の保護を目的に行う。くさび状欠損の修復には用いない。
3→レジンコーティング法はセラミックインレー修復などにおいて、窩洞に象牙質保護の目的で行われる。直説法のレジン修復では行わない。
4→くさび状欠損部位に明らかなう蝕を認めないが、汚染されている可能性がある。新鮮面を出すために一層象牙質を削る。
5→デンティンコンディショニングはグラスアイオノマーセメント修復において、ポリアクリル酸を用いて前処理をすることを指す。コンポジットレジン修復において使用しない。