酸性NSAIDsで誘発される喘息発作に関与するのはどれか。2つ選べ。
正解!
不正解 答え 1・5
1→COX-1が阻害される結果、気管支拡張作用のあるプロスタグランジンE2が減少する。そのためアスピリン喘息の発作に関与する。
2→抗原抗体反応はアスピリン喘息以外の喘息では関与するがアスピリン喘息には無関係である。
3→オプソニン効果は喘息発作と関連しない。
4→抗ヒスタミン作用は酸性NSAIDsの薬理作用にはない。無関係である。
5→ロイコトリエンが過剰産生される様になると気管支収縮、血管収縮、気道浮腫の作用が起こる。アスピリン喘息発作に関与する。