1→水痘は妊婦の妊娠初期において先天性水痘症候群や流産が見られる。妊娠中期から後期にかけては胎児が出生後に帯状疱疹や重篤な水痘を発症する場合がある。
2→手足口病は催奇形性はない。夏頃にかけて乳幼児に流行する。
3→口腔カンジダ症は催奇形性はない。免疫低下や菌交代現象によって増殖する。
4→ヘルパンギーナは催奇形性はない。夏頃にかけて乳幼児に流行する。
5→トキソプラズマ症は原虫感染症である。先天感染症では妊娠初期において死産や流産が多い。妊娠中期から後期にかけて先天性トキソプラズマ症を起こすと胎児に水頭症や小脳症、低出生体重児などがみられる。