両側耳下腺部の腫脹を主訴として来院した患者の医療面接結果の一部を表に示す。 考えられるのはどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 5
1→唾石症では食事接種時に唾疝痛が生じる。発熱が生じることは稀で自発痛は基本的にない。所見が異なる。
2→Frey症候群は耳下腺手術後の合併症である。味覚刺激により耳前部に発赤や熱感、発汗が生じる。
3→Warthin腫瘍は発育緩慢で腫脹を認める。昨日から急に腫れることは考えにくい。
4→IgG4関連疾患は持続性に腫脹を認める。昨日から急に腫れることは考えにくい。
5→流行性耳下腺炎は発熱、頭痛、唾液腺の疼痛性腫脹がある。所見と一致する。