舌癌患者に対し舌全摘と腹直筋皮弁移植術を施行した。術後、構音と嚥下機能の改善を目的としてある装置を製作した。装置装着前後の口腔内写真(別冊No.2)を別に示す。 矢印で示すのはどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 2
1→顎補綴は悪性腫瘍による上顎などの実質欠損に対して行う。
2→舌接触補助床は舌の機能低下や舌と口蓋の接触が得られない患者に対して用いる。舌がんにより皮弁移植をしており、術後の処置として適切である。
3→軟口蓋挙上装置は鼻咽腔閉鎖不全が認められる場合に使用する。
4→下顎前方牽引装置ではない。
5→オクルーザルランプは咬頭嵌合位を保持するために、上顎義歯や顎義歯に付与するものである。