1→再付着はフラップ手術で確認できる治癒形態である。アタッチメントゲインではポケット底が歯冠側に移動することが必要になる。再付着ではポケット底の位置が変化しない。
2→新付着の獲得は歯周組織再生療法などで確認できる治癒形態である。ポケット底が歯冠側に移動しアタッチメントゲインを認める。
3→歯の動揺の改善はアタッチメントゲインでも確認できるが、咬合性外傷による歯の動揺もある。早期接触の除去でも歯の動揺は改善される。
4→上皮性付着の獲得ができればポケット底は歯冠側に移動する。アタッチメントゲインを認める治癒形態になる。
5→プロービング深さの減少は歯肉退縮でも起こる。したがってアタッチメントゲインを認める治癒形態とは言えない。