25歳の女性。歯科検診で齲蝕を指摘され来院した。自閉スペクトラム症と診断されている。治療中に行ったある指導の写真(別冊No.25)を別に示す。 この指導の目的はどれか。2つ選べ。
正解!
不正解 答え 1・5
1→系統的脱感作は弱い刺激から強い刺激に徐々に脱感作していく方法である。自閉症スペクトラム症への対応として、言葉ではなく絵カードを用いて説明している。系統的脱感作を目的としていると言える。
2→物理的構造化は環境を整えて、自立を妨げる刺激を統制する方法である。今回の目的とは異なる。
3→フラッディングは歯科治療では用いない。
4→ワークシステムは1日のスケジュールの中の1つの活動の構造化を示している。
5→スケジュールの構造化は1日のスケジュール(朝起きてから寝るまでのスケジュール)を構造化したものである。