第113回国家試験 B89
20 歳の女性。歯並びが悪いことを主訴として来院した。模型分析とセファロ分析を行ったところ、IMPAは 99 度、FMAは 29 度、下顎の available arch length は 65.5 mm、required arch length は 70.0 mm であった。
Total discrepancy を求めよ。
ただし、FMIA の基準値は 57 度とする。なお、小数点以下の数値が得られた場 合には、小数点以下第2位を四捨五入すること。
正解!
不正解 答え 1
1→解説5参照。
2→解説5参照。
3→解説5参照。
4→解説5参照。
5→Total discrepancyはArch length discrepancy+Head plate correctionにより求まる。Arch length discrepancyはAvailable arch lengthーRequired arch length=-4.5mmとなる。Head plate correction=(FMIA-57)/
2.5×2=−4mmとなる。Speeの弯曲の記載はないので0とする。Total discrepancyは−4.5+(−4.0)+0=−8.5となる。