8歳の女児。下顎前歯部の歯並びの精査を希望して来院した。下顎永久切歯の歯冠幅径の総和から下顎永久側方歯群の歯冠幅径の総和を 23.6 mm と予測した。研究用模型を別に示す。 下顎の萌出余地の予測値を求めよ。
正解!
不正解 答え 3
1→解説3参照。
2→解説3参照。
3→予測値は前歯部と側方歯群の総和で求める。左と右それぞれで数値を求めていく。側方歯群の近遠心歯冠幅径総和が23.6mmである。側方歯群のディスクレパンシーは左側方歯群ではアー23.6=-2.0。右側方歯群ではエー-23.6=-0.2となる。前歯では左側前歯でイー左側側切歯歯冠幅径=-0.2。右側前歯ではウー右側側切歯歯冠幅径=-1.0となる。全ての合計が萌出余地の予測値となるので-3.4が正答になる。
4→解説3参照。
5→解説3参照。