13 歳の女子。前歯が嚙まないことを主訴として来院した。低身長である。初診時の顔面写真、口腔内写真及びエックス線画像を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。 適切な治療方針はどれか。3つ選べ。
正解!
不正解 答え 1・2・3
1→パノラマエックス線写真所見から下顎前歯部に過剰歯を認めるので抜去が望まれる。
2→多数の残存乳歯を認めるので抜去が望まれる。
3→多数の埋伏歯を認めるので開窓牽引が望まれる。
4→セファロ分析から下顎下縁平面に対する下顎中切歯歯軸傾斜角が基準より小さいので下顎前歯唇側傾斜は必要がある。しかし、第2期治療時から行う治療であり、他の選択肢より優先度が落ちる。
5→臼歯部の関係はAngleⅢ級のため上顎大臼歯は遠心移動する必要はない。