63 歳の男性。舌の異常を主訴として来院した。舌縁部に接触痛や硬結を伴わない病変を認める。初診時の口腔内写真を別に示す。 確定診断に必要な検査はどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 4
1→PETは病変部の確定診断はできない。
2→針生検は口腔粘膜病変には用いない。皮膚や粘膜表面から離れた深部に存在する病変の生検を目的としている。
3→造影CTはがんのリンパ節転移を調べる目的があるが、粘膜病変の確定診断はできない。
4→治療前の確定診断には部分(切開)生検が必要である。
5→口腔内超音波検査では確定診断はできない。舌癌などの浸潤の深さを調べる検査である。