9歳の男児。下顎右側中切歯唇側の審美不良を主訴として来院した。自発痛と冷温痛はなく、歯髄電気診で正常反応を示した。初診時の口腔内写真とエックス線画像を別に示す。 適切な処置はどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 4
1→歯面研磨で着色は取れない。
2→歯髄反応が正常で症状がないので生活歯髄切断を行う必要はない。
3→患歯は生活歯であり根完成がほぼ終了していると思われる。アペキシフィケーションの必要はない。
4→写真では限局的にエナメル質減形成が起きている。自覚症状がなく、歯髄反応も正常なのでコンポジットレジン修復による処置が適切である。
5→ポーセレンラミネートベニア修復では歯質切削量が多くなってしまうので不適切である。また、9歳という年齢からも適切ではない。