81 歳の男性。舌の腫脹を主訴として来院した。造影剤の使用を拒否している。初診時の口腔内写真を別に示す。 病変の範囲を評価するのに有効なのはどれか。2つ選べ。
正解!
不正解 答え 2・3
1→CTは硬組織の描出に適するが、今回の様な軟組織病変では周囲組織とのコントラストがつかず、病変の範囲を評価しにくい。
2→MRIは軟組織病変の描出に優れる。周囲組織とのコントラストがつくので病変の範囲評価に適する。
3→口腔内超音波検査は軟組織病変の範囲や性状の評価に優れる。
4→歯科用コーンビームCTは解像度は高いが組織分解能が低く、軟組織病変の評価に適さない。
5→パノラマエックス線撮影では軟組織病変の評価はできない。