3歳の男児。定期診査を希望して来院した。3か月前に上顎右側乳中切歯の齲蝕治療を実施しており、予後観察のためエックス線撮影を行った。定期診査時のエックス線写真を別に示す。 実施された処置はどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 3
1→暫間的間接覆髄法は基本的に幼若永久歯に対して行う処置である。
2→直接覆髄法では水酸化カルシウム製剤が歯冠部歯髄に大きく満たされないのでレントゲン写真初見として異なる。
3→エックス線所見からデンティンブリッジの形成が確認できる。生活歯髄切断法が行った処置であると思われる。
4→根部歯髄を取る処置ではデンティンブリッジは形成されない。
5→感染根管治療法ではデンティンブリッジは形成されない。