92 歳の女性。今朝から閉口ができなくなったことを主訴として、訪問歯科診療の依頼があった。義歯は最近、外したままにしているという。初診時の顔貌写真を別に示す。最も疑われるのはどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 1
1→開口状態を呈しており、鼻唇溝が消失している。顎関節脱臼が最も疑われる。
2→顎放線菌症は開口障害や板状硬結を伴う。所見と異なる。
3→顎関節強直症では開口障害を伴う。
4→顎関節症Ⅰ型では咀嚼筋痛、運動痛が主症状である。所見と異なる。
5→リウマチ性顎関節炎では関節痛、開口障害などを呈する。下顎頭の吸収や破壊が起こる。所見と異なる。