35 歳の女性。下顎右側第二大臼歯の咀嚼時痛を主訴として来院した。慢性潰瘍性歯髄炎と診断し、抜髄を行うこととした。初診時のエックス線画像と術中の口腔内写真を別に示す。次に用いるのはどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 1
1→術中の写真では隔壁を立て終わったところが確認できる。根管周囲には天蓋が残っており有鉤探針でそれを確認する必要がある。
2→拡大を行う前に天蓋を除去するのが先である。
3→歯髄除去を行う前に天蓋を除去するのが先である。
4→ゲーツグリデンドリルによる根管口のロート状拡大を行う前に天蓋除去を行う。
5→スプーンエキスカベーターにより歯冠部歯髄除去や軟化象牙質除去を行うが、先に天蓋を除去すべきである。また隔壁を立て終わっていることからう蝕は除去されているものと思われる。