6歳の女児。下顎両側第一大臼歯の冷水痛を主訴として来院した。萌出時から歯の形成不全が認められたという。初診時の口腔内写真エックス線画像を別に示す。 保護者への説明で適切なのはどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 3
1→歯根が短くなる可能性は低い。短くなるのは象牙質形成不全症などで認められる。
2→抗菌薬が影響している所見はない。
3→写真所見からエナメル質が粗造で、歯冠形態もやや尖っていることからエナメル質形成不全症が疑われる。遺伝性があることから保護者に伝えるべき内容になる。
4→う蝕の所見は認めない。
5→歯のフッ素症の所見は認めない。