6歳の男児。下顎左側臼歯部の咬み合わせの違和感を主訴として来院した。6か月前から下顎左側第二乳臼歯が歯肉に埋まってきたという。初診時の口腔内写真とエックス線画像を別に示す。 まず行うべき対応はどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 1
1→第一大臼歯の萌出状況から現時点での保隙装置装着が困難である。もう少し萌出した段階で⎾Eの抜歯を行い、スペースリゲイニングを行う。
2→⎾Dの遠心隣接面の削除をしても⎾Eの萌出誘導にはならない。
3→すでに第一大臼歯は一部ではあるが萌出している。ディスタルシューの適応にはならない。
4→⎾Eは癒着している可能性が考えられ、牽引は難しい。
5→⎾Eを抜歯しても第一大臼歯の萌出状況からすぐに保隙ができない。まず行う処置としては不適切になる。