31歳の男性。下顎左側第一小臼歯の冷水痛を主訴として来院した。検査の結果、コンポジットレジン修復を行うこととした。初診時の口腔内写真を別に示す。 処置に際し、まず用いるのはどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 3
1→ウェッジは歯間離開させるために使用するが、今回の症例では歯肉縁下に及ぶ所見のため有効となりにくい。
2→有鉤探針は抜髄などの根管治療時に天蓋除去確認のために使用する。
3→歯肉縁下にあるう蝕のため圧排糸を用いて、う蝕の部位を可視化することが必要である。
4→サービカルマトリックスは歯茎部充填の際に使用する。処置に際し、まず用いる道具ではない。
5→Ivory のシンプルセパレーターは前歯部の歯間離開に用いる。今回の症例には不要である。