50 歳の女性。上顎左側臼歯部欠損による咀嚼困難を主訴として来院した。欠損部にインプラント体を埋入し、最終補綴装置を装着した。治療過程の順に並べた写真を別に示す。矢印で示す装置の特徴はどれか。2つ選べ。
正解!
不正解 答え 2・5
1→矢印はアバットメントを指している。遊離端欠損症例においても適応となる。
2→写真ではジルコニアアバットメントを使用していると思われる。CAD/CAMを応用して作成される。
3→クラウンにはアクセスホールがないので、セメント合着タイプである。
4→インプラント体埋入と同日に装着されるものではない。埋入後歯肉の形態が安定してから、アバットメン用の印象採得などの工程に移る。
5→最終補綴物を入れる前に歯肉の形態や咬合状態、クラウン形態の確認のためにプロビジョナルクラウンを装着する事が望まれる。