11 歳の女児。上顎両側犬歯部の空隙を主訴として来院した。前歯部の被蓋関係は正常である。初診時の口腔内写真、エックス線画像及び歯科用コーンビーム CTを別に示す。まず行うべき対応はどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 3
1→経過観察では中切歯、側切歯の歯根が吸収する可能性があり不適切。
2→上顎中切歯間の空隙閉鎖は必要になるかもしれないが、まず行うべき処置として正しくない。
3→開窓牽引により犬歯の萌出誘導を行うことは正しい。
4→現時点で歯内療法を行うべき所見はない。
5→上顎両側第一小臼歯は遠心移動する必要があるかもしれないが、近心移動させる必要はない。