第111回歯科医師国家試験 B78

1→Dingman 法は下顎小臼歯を抜歯して、下顎骨体を一部切除する方法である。写真の所見とは異なる。

2→Robinson 法は下顎骨を垂直に骨切りする方法である。写真の所見と異なる。

3→Wunderer 法は両側の小臼歯を抜歯して口蓋の骨切りと骨削除を行い、上顎前歯部を歯槽骨と共に後方へ移動させる方法である。

4→Le Fort Ⅰ型骨切り術は上顎骨を下鼻道の高さで水平に骨切りする。上顎骨歯槽突起と口蓋骨を一塊で移動させる方法である。

5→Obwegeser-Dal Pont 法は下顎枝を矢状方向に分離して、骨片を前後にスライド可能にする術式である。