50歳の女性。上顎右側側切歯の審美不良を主訴として来院した。10年前に修復処置を受けたが、1年前から気になっていたという。特に症状はない。初診時の口腔内写真を別に示す。 考えられる原因はどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 2
1→摩耗の所見とは異なり、原因にもならない。
2→写真では充填部位の一部が褐色になっている。過剰填塞部位が歯質とのギャップになり経年的に変色した原因と考えられる。
3→口腔清掃不良による二次う蝕の所見とは異なる。
4→接着操作時の血液の混入では修復後、間もなく審美不良を生じる。
5→コントラクションギャップは充填時のレジンの重合収縮によって生じる。修復物の辺縁が白濁する所見になる。